旅支度とは、宗旨により教えに違いはありますが、仏式において納棺の際に行なう儀式の1つです。
宗旨により教えや考え方に違いはありますが、仏式において人は死後、49日の間、西方浄土(極楽浄土)に向けて巡礼の旅に出発するともいわれています。よく冥土の旅支度と言われていますが、巡礼の白装束ににせて、故人に白いさらしの経帷子(きょうかたびら)を着せます。旅支度は手甲(てっこう)や脚絆(きゃはん)、そして白の頭陀袋(ずたぶくろ)から組み合わされています。
経帷子は左前に合わせ、手足には手甲、脚絆をつけます。足袋をはかせます。手に数珠を持たせ、六文銭の入った頭陀袋をかけます。頭の白の三角布(てんかん)は見栄えが悪いので最近ではつけなくなりました。
次に死装束をつけた遺体を、遺族が全員でささえながら仰向けにして棺の中に納めます。手は合掌させて数珠をかけます。
さらに網笠をかぶり、草履を履き、利き腕には杖を持ちます。
これらの作業は、故人に対して直接手をかけられる最後の機会になります。
また「旅が無事に終えますように・・・」と、祈念戴きながら、遺族の手で行なうことが大切です。
頭陀袋とは、死装束(旅仕度)のひとつで、 故人の首にかける布製の袋のことです。
死出の旅、一般的に六文銭(現在は紙に印刷したもの)を入れるのが主流ですが、地方によって、袋に入れられるものはさまざまです。
本来は、僧侶が修行の旅をするときに経文や食器などを入れて首にかけて用いた袋でした。
現在は、巾着袋とほとんど区別されず、ショルダーバッグに近いものを指すこともあるようです。
本日(4日)は、昨日と同じ柏市のJR柏駅の西口にある斎場より、ウイングホール柏斎場にて火葬の「家族葬」の施行を対応いたしました。
若い方が亡くなったこともあり、より悲しい葬儀となりました・・・
また、できるだけ費用を抑え、負担を軽くしたプランでの施行を心がけましたので、大変お喜びいただきました。
当社は、お客様に合ったプランをご提供致しますので、絶対に後悔をさせません!!
何なりとご相談下さいませ!!
本日(3日)は、柏市のJR柏駅の西口にある斎場より、松戸市斎場にて火葬の「家族葬」の施行を対応いたしました。
立派なお花の祭壇での施行となりました・・・
また、明日の施行も入り、7月は順調な始まりとなりました。
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経帷子(きょうかたびら)とは、仏式で死者を葬るとき,死者に着せる着物のことです。
薄い白麻などで作り,衽(おくみ)や背に名号・題目・真言などを書くこともあります。
別名として、寿衣(じゆい)・経衣(きようえ)とも言います。
もうこの世には戻れない。と、いう事から、この世で一番粗末な着物(薄い白麻)を着させた、とも言われています。
エンバーミング (embalming) とは、遺体を消毒や保存処理、また必要に応じて修復することで長期保存を可能にする技法です。
日本語では死体防腐処理、遺体衛生保全などと言います。
土葬が基本の欧米では、遺体から感染症が蔓延することを防止する目的もあります。
亡くなった人の体を清め、死装束を着せ、きれいに化粧して棺に納める専門のスタッフです。
納棺師の仕事は、ただ納棺するだけでなく、亡くなった人の「旅立ちの準備」を整えるのが主な役割です。
納棺の手法は地域によってさまざまですが、一般的には、亡くなった人の体をきれいにふく、顔そりや洗髪をする、白い着物に着替えさせる、顔にメイクをほどこして表情を蘇らせる、などが一連の作業です。簡単な仕事のようですが、失敗が許されない上、化粧の技術などはある程度経験を積まなければ身につかないため、最低でも数カ月から半年の研修期間を要するといわれています。
葬儀というしめやかな儀式にかかわる職業のため、あまり知られていませんでしたが、納棺師を描いた映画「おくりびと」が第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したことで、一躍、注目を浴びる職業となりました。
納棺に先立って遺体を洗い清めることです。
本来死者を裸にして、たらいの湯で全身を洗うのをたてまえとし、近親者が縄帯縄襷 (たすき) 姿で洗いました。使用した湯は日に当てないよう、床下などに捨てたようです。
この湯灌の儀式は、生前の罪障を清め、生に対する煩悩を洗い流すといわれ、極めて大切な精神性の高いしきたりです。
また、生まれ変わりのための産湯の意味もあると言われ、故人にゆかりの深い人たちが、死の重みと生命の大切さをかみしめ、分かち合うひと時であり、故人との別れを一層思い出深いものにします。
納棺とは、故人を葬儀で送る前に棺に納めることです。
納棺は、単なる儀式というよりも、遺族が亡くなった人に最後の別れをする、遺体を清らかな状態にしてあの世に送り出す、という精神的な意味合いがあり、悲しみをやわらげるのに重要なプロセスともいわれています。
納棺の手法は宗旨や地域によってさまざまですが、一般的には、亡くなった人の体をきれいにふく、顔そりや洗髪をする、白い着物に着替えさせる、顔にメイクをほどこして表情を蘇らせる、などが一連の作業です。
1.よくあるトラブルの原因のひとつです
「お世話になった病院(警察)だし、その指定葬儀社なら・・・」と、何も確認せずにそのまま依頼することです。
これはもう、行き当たりばったりで葬儀社を決めてしまった事に尽きます。
本当ならば、これは一番やってはいけないことなのです。
最初に出会った葬儀社が良心的かなんて、話も聞かないうちに判断できるわけがありません。ギャンブルと同じ事です。
「病院の指定葬儀社」というのも、ものは言いようで、ただ単にその病院に「搬送業者」として入っているというだけの話。当然、その葬儀社に頼まなければいけないという事ではありません。
お世話になった病院の紹介だから安心。警察の紹介だから安心。そう思ってしまう気持ちもあるでしょう。
しかし、紹介した病院や警察署は、その業者がどんな葬儀を提供したか、金額はいくらかかっているかなどチェックしてはくれないのです。
2.トラブル防止策として
事前の準備もしておらず、葬儀社のあてもない場合、病院の葬儀社に搬送をお願いしなければならないこともよくあります。
その場合、お葬式まで全部お任せする必要はないということを、しっかり覚えておいて下さい。
病院の葬儀社には、搬送だけをお願いしたらいくらかかるのかを聞いて、まず搬送だけをお願いしましょう。日中10km以内で3万円以下であれば、相場の範囲内です。
もし、それ以上の費用がかかるような場合は、電話帳を見れば葬儀社はいくらでも載っていますから、別の葬儀社に電話をかけて、迎えに来てもらうようにしましょう。
安置が済んだら、とりあえず見積りを聞いていったん帰ってもらい、最低でももう1社、問い合わせて比較検討すれば完璧です。
3.対策として
ご逝去の後は、とにかく時間が無いように思われがちですが、ドライアイスの処置が済んでいれば、一から葬儀社を探す時間は充分あります。
同じ式場を使って同じような内容のお葬式でも、葬儀社が違えば80万円違うなんてことはザラにあるのです。 必要以上のお金を払いたくないのであれば、必ず葬儀社を2社以上、比較してから依頼することをお勧め致します。